〜畜産に使用する抗生物質は人間用より多い〜 (畜産は耐性菌を作らない安全なプロバイオチックの時代) 2016年5月26〜27日、伊勢志摩先進国首脳会議、先進7か国サミットが三重県で行われました。 報道機関が伝えたニュースは、将来的に不透明な … “耐性菌と畜産動物薬” の続きを読む
カテゴリー: 畜産
たまごの話
〜卵の良さは色と硬さと安全性〜 (世界一の日本の卵) 「たまごは物価の優等生」と言われて久しいです。 その最大の理由は、終戦後70年たって全ての食品が何十倍、何百倍と価格が騰がったのに、たまごだけがほとんど変わらず1個20円前後の値段で推移 … “たまごの話” の続きを読む
世界の食肉、鶏卵はどう変わるか
〜家畜福祉のアニマルウェルフェアの流れ〜 (世界最大の畜産展示会VIV ASIAに出展して) 2015年の3月10日から14日まで、私はタイのバンコクに滞在しました。 2年ごとの開催される畜産と水産養殖の展示会「VIV ASIA」が開かれ、 … “世界の食肉、鶏卵はどう変わるか” の続きを読む
サルモネラ菌
〜全世界で発病させる食中毒菌の代表〜 (汚染鶏卵は養鶏場の責任、4500万円の賠償金) 3年ほど前2011年8月、宮崎県延岡で発生したサルモネラ食中毒事件で、死亡した70歳代の女性の遺族が、死亡原因になったサルモネラ菌汚染の鶏卵を販売した、 … “サルモネラ菌” の続きを読む
豚肉、鶏肉、卵の安全性
〜台湾の病気発生状況と薬剤多投の現実〜 (経済的発展淘汰かな生活が安全な肉と卵を作る) 先週、2014年8月26日より28日まで、台湾に仕事で滞在しました。 台湾には、年初めの1月14日から5日間と、7月の第1週にも6日間訪問しましたので、 … “豚肉、鶏肉、卵の安全性” の続きを読む
食の安全雑感
〜中国産の期限切れ鶏肉チキンナゲット騒動〜 (安いことがすべての、輸入食品の安全性を再度考える) 中国上海の食品工場で製造したチキンナゲットに、 廃棄する腐敗直前の原料が混合されていたニュースが7月の下旬放映され、 やれやれまた危険な中国製 … “食の安全雑感” の続きを読む
カンピロバクターとギラン・バレー症候群
〜運動障害ギラン・バレーの原因はカンピロバクター食中毒〜 (鶏肉は加熱処理で食べましょう、60%が汚染の実態) 1. 大原麗子さんを苦しめた難病 いまから5年前2009年8月、美人女優の大原麗子さんが亡くなられました。 日本的な美人で人気が … “カンピロバクターとギラン・バレー症候群” の続きを読む
国際価格に勝てる豚肉生産へのチャレンジ
〜大型化と繁殖養豚と肥育養豚との分離〜 (産業の統括化と安心安全な肉生産で輸入豚に勝) 1、政府も進める農業の大型化 いま日本農業は大きな曲がり角に来ています。 農産物、畜産物、食糧品すべての自由化を前提にしたTPP交渉が締結されたら、好む … “国際価格に勝てる豚肉生産へのチャレンジ” の続きを読む
TPPの打撃に勝てるか日本の養豚産業
〜日本とアメリカの豚肉生産の原価の相違〜 (飼料穀物の自給率だけの違いだけではない) 4月の23日から、アメリカのオバマ大統領が国賓として訪日され、日米の両首脳が二日間にわたり、日米の間で懸案になっている問題を話し合われたことを、大方の方は … “TPPの打撃に勝てるか日本の養豚産業” の続きを読む
鳥インフルエンザと豚流行性下痢の発生
〜養鶏と養豚を襲った怖いウイルスの病気〜 (輸入豚肉、鶏肉と戦う安心安全の国産肉) —渡り鳥が運んだ鳥インフルエンザウイルス— 4月14日朝、各局のニュース番組は一斉に、熊本県で発生した鳥インフルエンザのニュースを大々的に取り上げていました … “鳥インフルエンザと豚流行性下痢の発生” の続きを読む
世界の食肉、鶏卵はどう変わるか(その2)
〜薬剤耐性菌対策は、抗生物質から生菌剤に〜 (薬を生産現場から追放する消費者パワー) 2015年3月4日、アメリカのハンバーガー大手の「マクドナルド」社が、抗生物質、抗菌剤使用の鶏肉は一切使用しないと発表し、ファストフード業界に大きな波紋を … “世界の食肉、鶏卵はどう変わるか(その2)” の続きを読む
カンピロバクター菌食中毒
〜死亡者発生が多い欧米のサルモネラとカンピロバクター食中毒〜 (対策がないまま感染鶏だけが増える現状) 今回は食中毒を起こすバクテリア(有害菌)のカンピロバクターを中心にお話ししましょう。 カンピロバクター菌の名前を知っている人は、医学関係 … “カンピロバクター菌食中毒” の続きを読む
食の安全・・・中毒菌と危害物質
〜食中毒の季節、加熱処理で安全〜 (抗生物質と農薬は加熱でも消えない) 食中毒の季節になりました。 なりましたと言うよりなっています。 ことに気温が高い夏は、有害微生物の働きは活発で、室内温度の中でもどんどん増殖します。 そんな危ない菌がい … “食の安全・・・中毒菌と危害物質” の続きを読む
鶏や動物が病気にかからない方法
〜高い抗酸化力が免疫力を一層高くする〜 (世界の研究者が認めた、天然有機酸フルボのウイルス抑制の力) 鳥インフルエンザが話題になっていますが、鶏にしろ豚や牛など家畜といわれる動物には、人間と同じように様々な病気があります。 ただ一般紙やテレ … “鶏や動物が病気にかからない方法” の続きを読む
人と鶏、インフルエンザ防御方法
〜発病を防ぐ免疫の自然治癒力〜 (免疫力を高めるにはペプチドタンパク質) 中国での鳥インフルエンザの人への感染は、日を追って増えています。 そもそも人へ感染したH7N9ウイルスは、本来鶏にインフルエンザを発病させるウイルスですが、鶏だけでな … “人と鶏、インフルエンザ防御方法” の続きを読む
H7N9型鳥インフルエンザ
〜潜在的な発生が長期間あったと思われる中国の鶏〜 (産業に与える消費減退の打撃) H7N9型のウイルスによる鳥インフルエンザが中国で発生、さらに人への感染で4月11日現在で38人発病、そのうち10名もの命が奪われた報道に、私はあまり驚きませ … “H7N9型鳥インフルエンザ” の続きを読む
VIV ASIA(ヴィブ アジア)
〜アジア最大の畜産、養鶏、水産養殖の展示会〜 (世界的に安全安心な卵、肉、養殖魚の生産を希望) 畜産、養鶏、水産養殖のアジア最大の展示会「VIV ASIA」が、2013年3月13日から15日までの3日間、タイ国の首都バンコクの国際展示場「B … “VIV ASIA(ヴィブ アジア)” の続きを読む
穀物高騰と旱魃被害
〜「2012年の養鶏産業の課題」新聞発表した私の意見〜 (物価の優等生「鶏卵」はなぜ安い) アメリカの中西部のアイオワ、オハイオ、イリノイ、インディアナなど主要穀物生産地帯が異常な熱波による旱魃に見舞われ、所に寄ればまったく収穫が出来ない地 … “穀物高騰と旱魃被害” の続きを読む
豚の人工授精と精液希釈液(2)
〜豚とのコミュニケーションと愛情が成功の元〜 (日本の希釈液は国際価格の数倍の値段) 〜雌豚は産まれて10ヶ月目から、性成熟して子豚生産〜 以前、いまから50年前ぐらいでしょうか、鶏の人工授精を経験したことがあります。 勿論、人工授精した鶏 … “豚の人工授精と精液希釈液(2)” の続きを読む
豚の人工授精と精液希釈剤
〜家畜の改良と繁殖には人工授精が便利〜 (雄は人の手により精液提供) 人間でも人工授精出産が、簡単にできるようになり、時としてそんな行為が話題になります。 そもそも生殖とは、種の遺伝子を将来の子孫に残すための、性的欲望行為ですが、そこには本 … “豚の人工授精と精液希釈剤” の続きを読む